自民・二階幹事長交代へ 総裁選前に党執行部刷新
後任人事が焦点です。
菅義偉総理大臣が、自民党の二階俊博幹事長を交代させる党役員人事について検討を始めました。二階氏はきのう、総理官邸で菅総理と会談した際、自身の交代を含めて、党執行部の刷新を進言していました。二階氏は、幹事長をすでに5年以上務めており、党内からも若手を中心に交代を求める声が出ています。二階氏をめぐっては、9月29日の党総裁選への出馬を表明した岸田文雄前政調会長が、党役員の任期を「1期1年・連続3期」までとする改革案を打ち出し、賛同する声が出ています。菅総理は、新しい党の体制で、総裁選と秋の衆議院選挙に臨む考えとみられます。