緊急事態宣言8道県 重点措置に4県追加
政府はきょう、 新型コロナウイルス対策として 出されている緊急事態宣言の 発令地域に、北海道、宮城、岐阜、 愛知、三重、滋賀、岡山、広島の 8つの道県を新たに追加しました。 また、宣言に準じる 「まん延防止等(とう)重点措置」には 高知、佐賀、長崎、宮崎の4つの県を 追加しました。 期限はいずれも27日から 9月12日までとなります。 ただ、感染力が強い デルタ株の勢いは衰えておらず、 新規感染者が急激に減る見通しが 立っていません。 政府は、宣言の解除について、 ワクチンの接種状況や重症者数、 病床使用率などを踏まえて 判断することにしています。 ワクチン接種について、 菅義偉(すが・よしひで)総理大臣はきのう、 東京・墨田区の接種会場を視察した際、 記者団に 「政府としては10月から11月の 早い時期に2回目を終えるとの 目標を立てている」 と強調しました。