分科会 尾身氏 学校の夏休み期間延長要請
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂(おみ・しげる)会長はきょう、衆議院厚生労働委員会の閉会中審査で、夏休み明けの学校再開について「学校が始まると、また感染拡大や医療逼迫(ひっぱく)もあり得る」と述べ、各自治体の判断で、夏休みを延長するなどの検討を求めました。 また、夏休みの期間が終わる前に、教職員へのワクチン接種を優先的に進めるべきだとの考えを示しました。 同じ衆議院厚生労働委員会で、田村憲久(たむら・のりひさ)厚生労働大臣は、新型コロナウイルスの軽症・中等症向けの点滴薬「抗体カクテル療法」について、入院患者に限らず、外来患者に対しても投与を認める方針を明らかにしました。