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アフガンの邦人ら退避へ自衛隊輸送機が出発

外国人の救出は初めてです。政府は23日、イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンに残る日本人や、大使館などの現地スタッフを国外に退避させるため、自衛隊の輸送機を派遣しました。自衛隊法に基づく措置で、外国人の輸送は初めてとなります。第1陣となる航空自衛隊のC2輸送機1機は23日夕方、派遣先のカブール国際空港に向けて、埼玉県の入間基地を出発ました。自衛隊員数百人も現地に入り輸送活動を開始する。今回の派遣で、自衛隊の活動はカブール空港内に限られますが、タリバンから妨害を受ける恐れもあります。自衛隊員は、正当防衛などのため最小限度の武器を携帯しました。