アフガン情勢G7外相会議 安全退避 連携
イスラム主義組織タリバンが、 アフガニスタン全土を 掌握したことを受け、 G7=先進7カ国外相はきのう、 オンライン形式で会議を開き、 アフガニスタン出国を希望する すべての人々の安全な退避を 急ぐことで一致しました。 アフガニスタンの首都カブールでは、 空港が混乱する中、G7の各国が、 現地に在留する自国民と アフガニスタン人の協力者などの 出国を進めています。 また、G7は、 アフガニスタンに樹立される 新政権の承認を巡っては、 基本的人権を尊重するかどうか 見極めてから判断することで 一致しました。 タリバンは17日の記者会見で 「報復しない」と述べるなど、 融和姿勢を演出していますが、 タリバンの支配地域では報復や 人権侵害が起きているとの 情報もあります。

