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熱海土石流 遺族が「盛り土」土地所有者ら告訴

まずは刑事責任を求めます。
7月に静岡県熱海市に起きた大規模な土石流災害で、母親を亡くした男性が17日、土石流の起点にあった盛り土の安全管理を怠ったなどとして、盛り土部分の現在の土地の所有者を重過失致死の疑いで、当時の土地の所有者を業務上過失致死の疑いで警察に告訴状を提出しました。
告訴状で遺族側は、盛り土をした当時の土地所有者などは、盛り土の違法性や危険性を認識していたのに、土砂の崩壊を防ぐ義務を怠ったなどと訴えています。
告訴には、他の遺族も加わることを検討しています。
遺族側は、9月末までには、損害賠償を求める民事訴訟も起こす予定です。
土石流ではこれまでに、23人の死亡が確認されています。