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タリバン制圧後初会見 「米軍協力者に報復せず」

融和の姿勢を強調しました。
アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンは17日、首都カブール市を制圧してから初めての記者会見を開き、アメリカ軍の協力者らに対する報復はせず、女性の権利も一定程度認める方針を表明しました。
タリバンの広報担当者は「誰に対しても憎しみはない。国民全員に恩赦が与えられた」と語りました。
また、女性について「イスラム法の枠内なら、仕事などを続けることを許可する」と、女性の権利をある程度認める方針を表明しました。
広報担当者はさらに、タリバン戦闘員による民間人への暴力を禁じるほか、市民の財産を保護するとも語り、融和姿勢をアピールしました。
広報担当者はこのほか、政権の樹立後は、アメリカを含むあらゆる国との対話を目指す姿勢を強調しました。