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浜岡原発のタービン建屋で煙 放射線の影響なし

原子炉は止まっていました。
中部電力はきのう、静岡県御前崎市にある、運転停止中の浜岡原子力発電所で火災報知器が作動し、煙が確認されたと発表しました。
けが人はなく、外部への放射能の影響はないということです。
中部電力の発表によると、きのう午後5時15分ごろ、運転停止中の5号機タービンの建屋内で複数の火災報知器が作動しました。
現場に駆け付けた運転員が煙を確認し、消防署に通報するとともに、中部電力は協定に基づいて、周辺の11の市や町と県に状況を通報しました。
通報を受けて急行した消防が建屋に入った時には、火や煙はなく、火災ではないと判断したとのことです。
建屋の空調設備が故障していたためとみられていますが、煙が出たのはなぜか、中部電力が原因などを調べています。