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暗号資産過去最大規模の流出 その後4割返還

ハッカーの腕自慢だったのでしょうか。
分散型金融サービス会社のポリ・ネットワークは10日、ツイッターで、不正アクセスにより暗号資産が流出したと発表しました。
ポリ・ネットワークは複数の暗号資産のブロックチェーンをつなげ、相互運用ができるサービスを提供しています。
流出の規模はおよそ6億ドル、660億円で、暗号資産の流出としては、2018年の日本のコインチェックから流出したおよそ580億円を上回り、過去最高になるとみられています。
ただ、ポリ・ネットワークが、暗号資産の窃盗は犯罪だとして、返還を呼びかけていたところ、これまでおよそ4割が返されたということです。
このため不正アクセスは、ハッカーらが技術力をアピールするために行ったという見方が出ています。