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電通中間決算は過去最高益 五輪収益は限定的

もうけは少なかったそうです。
電通グループがきのう発表した2021年6月中間連結決算は、純利益が前年同期のおよそ2.3倍の361億円となり、大幅増益となりました。
社員向け運動施設などの売却Iによる利益を計上したほか、国内外での広告の出稿が増えたため、内外の事業損益が改善したとのことです。
オンラインで記者会見した曽我有信取締役は、業務を請け負う東京オリンピック・パラリンピックについては「グループ全体に占める関連イベントの収益は大きくない」と説明しました。
ただ、東京オリンピックが多くの会場で無観客になったことが、広告市況に与えた影響については、テレビやインターネットで視聴されていたとして「決してマイナスだったと思っていない」と述べました。