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都内で自宅療養中の男性死亡 入院者過去最多

基礎疾患のない方でした。
東京都がきのう確認した新型コロナウイルスの新規感染者は4200人で、入院患者数は3667人となり、5日連続で最多を更新しました。
東京都の基準で集計した重症者は197人で過去最多となり、自宅療養者も1万9396人と、これまでで最も多くなりました。
11日に確認したと発表された都内の死者は2人で、そのうち30代の男性は、微熱のみで軽症と判断され自宅で療養し、保健所が健康観察を続けていましたが、今月6日に連絡が取れなくなり、訪問した家族が死亡した状態で発見しました。
男性はひとり暮らしで、基礎疾患はなかったとのことです。
東京都が現在確保している重症患者用の病床の使用率は、50.3%となり、政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」が示すステージ4、爆発的感染拡大の目安となる「入院数50%」に達しました。
都は、新型コロナウイルスの患者を受け入れるための病床を現在、5967床確保していますが、さらに都内の医療機関に対し、およそ400床増やすよう要請しています。