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夏の甲子園が2年ぶり開幕 マスク着用、行進も簡略化

始球式は医学生が行いました。第103回全国高校野球選手権大会がきょう、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開会式が行われました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、去年の大会は中止となり、今回は2年ぶりの開催となります。開会式ではコロナ対策のため、49の代表校の選手たちは、マスクを着用し、入場行進はグラウンドを回らず、外野から内野に向かって前進するだけとなりました。開幕試合の始球式は、医療従事者への感謝を示すため、元高校球児で今年春から大学の医学部で学んでいる、19歳の吉田裕翔さんと嘉村太志さんの2人が行いました。今大会は、一般客は入れず、入場者は各校それぞれの関係者2000人程度に制限しています。きょうの開幕戦は山形代表の日大山形が、鳥取代表の米子東を4対1で破りました。