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菅首相「黒い雨」原告以外 早期救済約束

原告団にも初めて会いました。
広島に原爆が投下されてから 76年目のきょう、菅義偉(すが・よしひで)総理大臣は、 広島市で記者会見し、 原爆投下直後に降った 「黒い雨」訴訟をめぐり、 原告以外の「黒い雨」の体験者について 「速やかに広島県、広島市と連携しながら 救済していきたい」と述べました。 被爆者健康手帳の早期の交付などを 検討する見通しです。 菅総理は、今朝行われた 「平和記念式典」に出席する前、 「黒い雨」訴訟の原告団長ら2人と 初めて面会し 「誠意をもって迅速に進めます」 と声をかけました。 なお、菅総理は記者会見で、 広島市と長崎市が批准を求める 「核兵器禁止条約」について、 アメリカを含む核保有国からも、 非保有国からも支持されていないとして、 「署名する考えはない」と述べました。