生活保護申請 5月は2.3%増 2ヶ月ぶり増加
厚生労働省はきのう、生活保護の5月分の申請件数は1万8400件で、前年の同じ月と比べて2.3%増えたと発表しました。
3月以来、2カ月ぶりの増加となりました。
厚生労働省によると、昨年5月は、新型コロナウイルスの影響で休業や失業した人を対象とした特例貸付制度の利用が増えたため、生活保護の申請件数が減りました。
今回、件数が増えたのは、反動によるとみられます。
ただ、厚生労働省は、新型コロナの影響で、厳しい雇用情勢が続くとみて、「今後の状況を注視する」としています。
また、今年5月に生活保護を利用していた世帯は163万8591世帯で、前年水準よりも2355世帯増えました。