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東北・北海道の縄文遺跡群 世界文化遺産に登録決定

地元で喜びが広がっています。
ユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産委員会は、北海道函館市の「大船遺跡」など17の遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、世界文化遺産への登録を決定しました。
17の遺跡は三内丸山遺跡のほか、函館市の「大船遺跡」や「垣ノ島遺跡」など大規模な集落跡のほか、秋田県北秋田市の「伊勢堂岱遺跡」など、祭祀や儀礼の遺跡も含まれています。
世界遺産委員会は「先史時代の農耕を伴わない定住社会と複雑な精神文化を示している」と評価しました。
鹿児島と沖縄の「奄美大島、徳之島、沖縄県北部および西表島」の世界自然遺産への登録も26日に決定しており、日本の世界遺産は25件となりました。