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日本の成長率2.8%に下方修正=IMF予測

日本の出遅れが目立っています。
IMF=国際通貨基金は27日に発表した最新の世界経済見通しで、2021年の日本の実質成長率を2.8%とし、前回の、4月時点の予測を0.5ポイント下方修正しました。
新型コロナウイルスの感染が再拡大し、飲食店などでの営業規制が強化されて経済活動が停滞したことを反映しており、主要先進国では最低水準となります。
他の先進国は、それぞれ景気を好転させており、IMFは「ワクチンが行き渡るかどうかで、経済の回復が二極化している」と分析し、日本経済については「ワクチン接種が進み、経済が完全に再開される今年後半には、強い回復が見込まれる」と指摘しています。