東京五輪 菅首相「中止の選択肢ない」
東京で新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多の2848人を記録したきのう、菅義偉総理大臣は記者団に対し、東京オリンピックを中止する選択肢について「人流は減少している。そうした心配はない」と述べ、否定しました。
菅総理は、東京の感染状況について「感染者のうち65歳以上の高齢者の割合は2%台だ。40代、50代の入院が増え、デルタ株も急速に増加している。4連休中の人流を分析する」と述べました。
また、「重症化リスクを7割減らす新たな治療薬を政府で確保している」と強調し、今後活用していく考えを示しました。