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小山田氏、東京五輪開会式の音楽制作担当辞任

いじめは度を越していました。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会はきのう、23日に行われるオリンピック開会式の音楽制作担当だった、ミュージシャンの小山田圭吾氏が辞任したと発表しました。小山田氏は、過去の雑誌インタビューで、障害を持つ同級生へのいじめを告白し、批判を受けていました。組織委員会は本人の申し出を受け入れ、小山田氏が作曲した、およそ4分間の楽曲を開会式オープニングで使用しないことを明らかにしました。小山田氏は、開会式の音楽制作担当に就任が決まった直後から、過去の発言がSNSで問題視されていました。小山田氏は16日に謝罪の声明を出しましたが、批判はやみませんでした。株式会社ノーボーダーの上杉隆社主は「小山田氏は、いじめた相手に対して謝罪どころか、再訪問して精神的に追い詰めている」として「こうした行為を許すとしたら、オリンピック組織委員会がいじめを容認していることになるだろう」と話しています。