ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

白鵬 照ノ富士下し復活告げる 全勝優勝

横綱の強さは健全でした。
愛知県名古屋市の ドルフィンズアリーナで行われていた、 大相撲名古屋場所は 昨日千秋楽を迎えました。 結びの一番は 6場所連続休場からの今場所の 復活にかけ14連勝中の横綱白鵬(はくほう)が、 2場所連続優勝中で 今場所も14連勝と横綱昇進確実の 大関照ノ富士(てるのふじ)との全勝決戦を制し、 昨年春場所以来45度目の 優勝を果たしました。 白鵬は横綱審議委員会で ここ数年の休場の多さを理由として 注意の決議を上げられており、 今場所の結果によっては引退勧告の 可能性もありました。 白鵬は土俵下(した)でのインタビューで、 「右膝がもうボロボロで 言うことを聞かないので、 この一番で全てを かけようと思ってやりました。 まさかこの歳で全勝優勝なんて できると場所前から思わなかった。」 とこの場所に賭けた心境を語りました。