日銀 気候変動対策投融資を資金支援へ
日銀はきょう、金融政策決定会合を開き、金融機関による気候変動対策への投資や融資を、資金面で支える制度の概要を決めました。日銀が、金融機関に金利ゼロ%で貸し出すことなどを通じて、温暖化対策を促すことにしています。投資や融資の対象としては「わが国の気候変動に資するもの」とし、グリーンボンド(環境債)やサステナビリティー・リンク・ボンドなどが想定されています。きょうの会合では、新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているため、今年度の経済成長率の短期的な見通しを下方修正しました。消費者物価指数については、原油高の影響などを考慮して、前回より上方修正しました。