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米独首脳会談 冷え込んだ関係改善アピール

最後のアメリカ訪問となりました。
アメリカのバイデン大統領は15日、ホワイトハウスで、9月に引退する、ドイツのメルケル首相と会談しました。両首脳は、民主主義や人権などの価値観に基づいて連携を強化する「ワシントン宣言」をまとめ、トランプ前政権のもとで冷え込んだ両国関係の改善をアピールしました。バイデン大統領は、会談後の記者会見で、中国に対する政策も会談の議題となったことを明らかにし「両国は民主主義のために立ち上がる」と強調しました。メルケル氏も「中国との関係で、われわれは協調するべきだ」と応じました。ドイツとロシアの天然ガスパイプライン計画「ノルドストリーム2」をめぐって、バイデン大統領は改めて懸念を表明しましたが、事実上、認める考えを示しました。