菅総理とバッハ会長会談 「世界に発信したい」
菅義偉総理大臣はきのう、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長と総理官邸で会談し、東京オリンピックの成功に向けて協力することで一致しました。
菅総理は、「新型コロナウイルスの困難に直面する今だからこそ、世界が団結して人類の努力と英知を結集して難局を乗り越え、日本から世界に発信したい」と強調したうえで、「全ての参加者が感染対策をはじめ適切な行動を取ることが大会成功には不可欠だ」と述べました。
バッハ会長は「コロナのリスクをわれわれが持ち込むことは絶対にない」と応じました。
バッハ会長は会談後、参加選手の85%以上とIOCの関係者のほぼ全員が、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えていることを明らかにしました。