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熱海土石流災害から72時間 県市が「盛り土」調査

懸命の捜索が続いています。静岡県熱海市の伊豆山地区で3日に起きた土石流災害は、きょう午前、生存率が急激に急激に下がるとされる72時間が経過しました。警察や消防、自衛隊などはおよそ1100人態勢で、行方不明者の捜索活動を続けました。今回の土石流災害では、きょうまでに4人の死亡が確認されました。また、安否が分からない住民は29人に上っています。一方、土石流の起点となった斜面で、開発による盛り土が崩落したことが分かっており、静岡県と熱海市が、災害との関連を調べています。赤羽一嘉国土交通大臣はきょうの会見で「全国の盛り土自体の総点検を考えていかないといけない」と述べ、全国調査を検討する考えを示しました。