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難民申請 ミャンマー代表選手へ特別措置

働きながら難民認定の決定を待ちます
先月15日、サッカーワールドカップ、 アジア2次予選のため来日した ミャンマー代表のピエリアンアウン選手は その予選試合後の帰国時、 軍による市民への弾圧が続く ミャンマーへの帰国を拒み、 支援者と難民認定を申請しました。 先週2日、大阪出入国在留管理局を訪れ、 国が新たに設けた特別措置で、 7月2日から6ヶ月間の間に就労しながら 在留できる資格を得ることができました。 今後、就労期間内に難民認定の 決定を待つことになります。 ミャンマーは今年2月1日に、 事実ではない「国政選挙の不正」を口実に 軍部によるクーデターが起こり、 抗議活動などを行った市民は 暴力や拘束など、武力行使による鎮圧で およそ5000名以上の犠牲者がでており、 未だ終息の目処は立っておりません。