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5月の完全失業率3% 2ヶ月連続悪化

雇用の悪化が続きます。
総務省がきのう発表した5月の労働力調査によると、5月の完全失業率は、前の月から0.2ポイント上昇して3.0%となり、2カ月連続の悪化となりました。
3%台となったのは去年の12月以来5カ月ぶりで、完全失業者の数は204万人と、前月に比べて10万人増加しました。
男女別では、男性は前月から1万人増の123万人にとどまりましたが、女性は10万人増の81万人となりました。
失業率の上昇について総務省は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が依然続いているとしています。
一方、厚生労働省によると、仕事を探している人1人に対し何人の求人があるかを示す今年5月の「有効求人倍率」は、前の月と横ばいの1.09倍でした。
企業からの新規求人は、新型コロナウイルス感染拡大の前のおととし5月に比べると、26.9%減少しています。