ワクチン職域接種 申請受け付け一時中止
河野太郎規制改革担当大臣はきのう、記者会見で、企業・大学などで進めている、新型コロナウイルスワクチンの職域接種について、あす午後5時で申請の受付を一時休止すると発表しました。
使用しているアメリカのモデルナ社製のワクチンの配送が追い付かなくなり、今後、供給できる量を上回るおそれがあるためです。
モデルナ社製のワクチンは、9月末までに5000万回分の供給を予定していますが、河野大臣は「職域接種と大学拠点の接種で3300万回を超えてきている。自治体の大規模接種も1200万回を超えてきているので、かなり上限に近い」と述べました。
政府は、アメリカのファイザー社製のワクチンによる自治体での接種を円滑に進めていくことで、10月から11月にかけて希望するすべての人への接種を終える目標を達成したいとしています。