ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

改ざんは理財局長の「指示」 赤木ファイル記述

説明責任が問われます。
学校法人・森友学園への国有地売却を巡る、財務省公文文書の改ざん問題で、自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫さんが、改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」がきのう、職員の遺族側に開示されました。
このなかには、財務省が2018年6月に公表した調査報告書にはなかった具体的な文言が含まれており、当時、財務省理財局長だった佐川宣寿氏からの指示があったことが記されていることが分かりました。
ファイルによると、財務省から17年2月、改ざんを指示するメールが最初に送られ、3月には改ざんは佐川局長の指示だとするメールも届いていました。
赤木さんが、抗議するメールを送ったものの、改ざんは続きました。
ファイルは518ページありますが、財務省の職員の名前など多くの部分は黒塗りとなっており、今後、財務省に改めて説明を求める声が強まりそうです。