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大型買収河合元法相 懲役3年 実刑判決

厳しい判決となりました。
おととしの参議院選挙をめぐる 大型買収事件で、公職選挙法違反の 罪に問われた元法務大臣で、 元衆議院議員の河井克行(かわい・かつゆき)被告に対する 判決公判がきょうひらかれ、 東京地方裁判所は懲役3年、 追徴金(ついちょうきん)130万円の 実刑判決を言い渡しました。 選挙違反での実刑判決は、 異例とみられています。 起訴状によると、 河井被告はおととしの3月から8月、 妻の案里(あんり)氏と共謀し、 地元議員ら合わせて100人に、 案里氏への票の取りまとめなどを依頼し、 あわせておよそ2900万円を渡しました。 河井被告は当初、 無罪を主張していましたが、 公判の途中から起訴内容の ほとんどを認めました。 弁護側は執行猶予付きの判決を 求めており、量刑が注目されていました。 案里被告については2月に、 懲役1年4カ月、 執行猶予5年の判決が確定しています。