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9都道府県 20日に宣言解除 沖縄県のぞく

沖縄の医療提供体制は、なお深刻です。
沖縄県はきのう、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言について、20日の期限後も延長するよう政府に要請しました。
これを受けて政府は、沖縄県以外の9つの都道府県は20日に解除する方針を分科会にはかり、了承されました。
沖縄県では、新規感染者数は減少傾向にありますが、まだ高いレベルにあり、医療提供体制が厳しいことから、解除は困難と判断しました。
沖縄県によると、人口10万人当たりの1週間新規感染者数は全国ワーストで、病床の占有率は16日の時点で84.5%と深刻な状況が続いています。
玉城デニー知事はきのうの記者会見で「県内の感染状況はいまだに、まん延期の最中だ」と述べました。
県は、酒類を提供する飲食店への休業要請も続ける方針を示しています。