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全日空と日本航空、ワクチンの職域接種開始

職場での接種が本格化します。全日本空輸と日本航空は他社に先駆け、きのうまでに、国際線のパイロットや客室乗務員に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を始めました。新型コロナワクチン接種の加速に向け、企業や大学による職域接種が本格化しそうです。両航空会社は、は国際線の乗務員から徐々に対象を広げ、全日空はグループで4万6500人、日航は3万6000人に接種を行います。多くの企業は21日以降、職場での接種を本格化する見通しです。日本郵政は全国9カ所の会場で、年内に24万人に接種を行うということです。また、文部科学省はきょう、東北大や広島大など国立と私立の8大学が、21日からワクチン接種を始めると発表しました。文部科学省によると、大学の学生と教職員だけでなく、近隣の大学や小中高校の教職員にも接種するよう求めています。