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野党4党が内閣不信任案提出 衆院解散は見送り

総選挙は秋となりそうです。立憲民主など野党4党はきょう午前、菅内閣不信任決議案を共同で衆院に提出しました。野党が求めていた国会の会期延長を、与党が否定したことが理由で、7月の東京都議会議員選挙や、秋までにある衆議院選挙をにらんで、対決姿勢を鮮明にしました。自民党の二階俊博幹事長は、菅総理大臣から粛々と否決するよう指示を受けたことを明らかにし、今国会中の衆議院解散について「常識的にはないだろう」と述べました。内閣不信任案の提出は2019年6月以来、2年ぶりとなります。野党は、新型コロナウイルスの対応を万全とするため、国会の会期を3カ月延長するよう求めました、菅総理は拒否することを決め、野党に伝えていました。