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米英首脳会談「新大西洋憲章」策定で合意

特別な関係をアピールします。
アメリカのバイデン大統領は10日、 G7サミット=主要7カ国首脳会談が 開かれるイギリスのコーンウォールで、 ジョンソン首相と会談しました。 両首脳は、中国やロシア、イランの 問題を話し合った上、 「新大西洋憲章」を 策定することで合意しました。 大西洋憲章は、1941年に、 アメリカのルーズベルト大統領と イギリスのチャーチル首相が 発表した共同声明で、 領土不拡大や民族自決など 8項目の理念を盛り込みました。 後の国連やNATO(ナトー)=北大西洋条約機構の 創設につながったとされています。 新しい憲章でも、民主主義の擁護や、 公正な国際貿易システムの構築など 8項目での協力を明記する見通しです。 アメリカとイギリスは、 G7サミットを前に、両国の特別な 関係を強調することになります。