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菅総理「希望者ワクチン接種10~11月完了」

1964年大会の思い出話もまじりました。
菅義偉総理大臣は、きのう行われた野党との党首討論で、新型コロナウイルスのワクチンに関し、接種回数が今月末に4000万回を超えるとの見通しを示した上で、10月から11月に、希望するすべての人に接種を終えたいと表明しました。
党首討論は、2019年6月以来2年ぶりで、菅政権では初めてとなります。
立憲民主党の枝野幸男代表ら野党4党の党首が質問に立ちました。
菅総理は、東京オリンピック・パラリンピックについては「国民の命と安全を守れなくなったらやめるのは当然」と、中止の可能性がゼロではないことに言及しつつ、徹底した感染対策を講じて開催する考えを重ねて強調しました。
これに対して枝野代表は、「命が失われたら取り返しがつかない。そのことについての認識が総理は不十分ではないか」と述べました。