菅原前経済産業大臣 一転して略式起訴
東京地検特捜部はきのう、前の自民党衆議院議員で経済産業大臣の菅原一秀氏を、寄付行為を禁じた公職選挙法違反の罪で略式起訴しました。
菅原氏は、秘書が選挙区で香典を配り、特捜部は寄付と認定しましたが、起訴猶予処分としていました。
しかし、検査審査会は今年2月、起訴相当と議決したため、特捜部が再び捜査を行い、その結果、菅原氏本人が選挙区内で、現金の提供を繰り返していたことが分かりました。
菅原氏も寄付を認めたため、略式起訴に踏み切ったとみられます。
略式起訴で刑が確定すれば、菅原氏は原則5年間の公民権停止となり、そのあいだは、立候補ができなくなります。