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生活保護申請件数20年22万件 11年ぶり増加

生活が苦しさを増しています。
2020年度の生活保護申請件数が、速報値で合わせて22万8081件にのぼり、前年度に比べて2.3%増えたことがきのう、厚生労働省のまとめで分かりました。
申請件数が前年度を上回るのは、リーマンショックの後の2009年以来、11年ぶりとなります。
今年3月の生活保護申請件数も、前年同月と比べて8.6%増となりました。前年同月比で増加するのは、7ヶ月連続となります。
厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が長引き、厳しい雇用情勢が続いているためとみています。
厚生労働省は、ホームページで「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談してください」と発信しています。