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菅原前経産相 現金提供疑惑で議員辞職

政治とおカネは、辞職によってキレイになるのでしょうか。
自民党の菅原一秀前経済産業大臣はきのう、衆議院議員の辞職願を大島理森衆議院議長に提出しました。
また、同時に自民党には離党届を提出し、きょう、自民党の党紀委員会は、離党届を受理することを了承しました。
東京地検特捜部は、菅原氏が昨年6月、選挙区内の有権者に、「香典」などの名目であわせておよそ30万円を渡したことを、違法寄付と認定したうえで、悪質性は低いとして、不起訴としていました。
しかし、東京第四検察審査会が、今年になって起訴に相当すると議決したため、特捜部は再捜査していました。
再捜査の過程で、菅原氏が選挙区内の町内会の行事などに「祝儀」や「会費」として、複数回現金を提供していた疑いが浮上し、特捜部は菅原氏から任意で事情聴取していました。