台湾へコロナワクチン提供 日本政府検討
新型コロナウイルスの感染が 拡大している台湾で、 ワクチンの調達が難航していることから、政府がイギリスのアストラゼネカの ワクチンの提供に向け検討を始めました。 自民党の外交部会などがきのう、 会合を開き、政府に要請していました。 台湾では5月13日ごろから、 新型コロナの市中感染が始まり、 連日、500人を超える新規感染者が 確認されています。 しかし、ワクチンの調達が遅れており、 台湾当局は中国が障害になっている との見方を示しています。 日本はアストラゼネカの ワクチン6000万人分を確保していますが、 ごくまれに血栓(けっせん)が生じる例が 報告されているため、 日本国内での接種を見合わせています。