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スー・チー氏が直接出廷=NLDの存続強調

国営テレビも放送しました。
クーデターにより実権を握ったミャンマー国軍に拘束された、民主化指導者のアウン・サン・スー・チー氏が24日、首都ネピドーの裁判所に出廷しました。
スー・チー氏の姿がおおやけに出たのは、クーデター後、初めてとなります。
スー・チー氏は今年2月に拘束後、無線機の違法輸入や、国家機密法違反など6つの容疑で起訴されています。
国軍は、昨年の総選挙で不正があったとして、スー・チー氏が率いる政党・NLD=国民民主連盟を解党させる考えを示しています。
審理に入る前に面会を認められた弁護団によると、スー・チー氏の健康状態は良好で、国民民主連盟について「民衆がいる限り、党は存続する」と述べ、軍に抵抗する姿勢を示しました。