救命士と検査技師も「打ち手」に 財政支援拡充
7月末までに、65歳以上の高齢者全員への新型コロナウイルスワクチン接種完了を目標に掲げている政府はきのう、接種を早めるため、自治体や医療機関に対する新たな支援策をまとめました。
ワクチンの「打ち手」を増やすため、医師、看護師、歯科医に加え、救急救命士や臨床検査技師による接種を特例で認めます。
厚生労働省は当初、歯科医師による接種も困難と考えでしたが、その後、特例で緩和し、現在、地方では主な打ち手となっています。
また、政府はきのう、病院や診療所への協力金の増額など、自治体や医療機関向けの支援策もまとめました。
接種の単価は、現在、医師が平日の日中に接種する時の単価は、1回当たり2070円ですが、これを5070円に増額します。