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LGBT法案、自民党政調会で審議入り 難航の恐れも

党内に根強い反発があります。自民党はきょうの政調審議会で、LGBTなど性的少数者に対する理解増進法案の審査を始めました。速やかに了承を得て、28日の総務会に諮ることを目指しています。ただ、自民党の簗和生衆議院議員が、20日にひらかれた党の会合で、性的少数者について、「生物学上、種の保存にそむく」などと発言していたいたことが分かりました。自民党では山谷えり子・元拉致問題担当大臣も、党の別の会合で、性的少数者を巡り「体は男だけど自分は女だから、女子陸上競技に参加してメダルを取るとかばかげたことがいろいろ起きている」と発言したとされています。法案については、保守系議員の異論も強く、意見の集約が難航する可能性があります。