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緊急事態宣言、9都道府県で延長の可能性

感染者数も病床も厳しい状況です。田村憲久厚生労働大臣はきょう、閣議後の記者会見で、東京や大阪など9の都道府県に対し、今月末を期限に発令している新型コロナウイルスの緊急事態宣言について「延長することも当然視野に入れながら、最終的に専門家の評価を参考に判断したい」と述べました。田村大臣は、その上で宣言解除の目安について「感染状況がステージ3まで下がり、さらにステージ2を見据えられるかを勘案した上で、判断する」と強調しました。内閣官房の調べでは、9の都道府県は、おとといの時点で、人口10万人あたりの新規感染者数が兵庫を除いてステージ4、病床使用率はいずれもステージ4で、依然として厳しい状況が続いています。