木村花氏へ死亡後中傷 男性 賠償命じる判決
フジテレビの番組「テラスハウス」に 出演したプロレスラーの木村花(きむら・はな)さんが 自ら命を絶った後、 ツイッターでの中傷により心情を 傷つけられたとして、 母の響子(きょうこ)さんが長野県茅野(ちの)市の男性に、およそ294万円の損害賠償を 求めた訴訟の判決がおととい、 東京地方裁判所でありました。 池原桃子(いけはら・ももこ)裁判長は およそ129万円の支払いを命じました。 男性は弁論に出廷せず、 答弁書での反論もしていなかったため、 裁判所は事実関係を 認めたものと判断しました。 慰謝料や弁護士費用、 男性を特定するための費用などを 賠償額としました。 判決によると男性は、 花さんが昨年５月に死亡した後、 ツイッターで 「あんたの死でみんな幸せになったよ。 ありがとう」などと投稿しました。
