イスラエルとハマス ガザ停戦で合意
イスラエル首相府は20日、 政府が治安閣議を開き、 パレスチナ自治区ガザを 実効支配するイスラム組織ハマスとの 停戦を決めたと発表しました。 ハマスとともに、協力関係にある 武装組織の「イスラム聖戦」も 停戦に合意しています。 今回の戦闘は、イスラエルの警官隊が、 エルサレムの旧市街地にある 「アルアクサ・モスク」に 突入したことがきっかけです。 ハマスが今月10日、エルサレムに向けて ロケット弾を発射したのに対し、 イスラエル軍は空爆で報復しました。 ハマスのロケット弾攻撃は続き、 イスラエル軍はガザへの 地上攻撃を始めました。 交戦による死者はガザで230人以上、 イスラエル側でも12人に上り、 双方にパイプを持つエジプトが 停戦の仲介に乗り出していました。 バイデン大統領も、 イスラエルのネタニヤフ首相と 電話会談を繰り返し、 事態の沈静化を促していました。 ひとまず停戦が実現しましたが、 今後合意が守られるかが 焦点となります。