コロナ新規感染者数「大きく下げるに至らず」
新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」はきのう、全国の新規感染者数について「大きく下げるには至っていない」との評価を明らかにしました。
変異株の影響で、第３波の時よりも、感染者数の減少に時間が掛かっているとのことです。
アドバイザリーボードは、感染拡大の状況は「全国的なものという状況ではなく、地域差が大きい」と指摘し、大阪府は「減少傾向」にあるものの、東京都は「ほぼ横ばい」と評価しています。
沖縄県については「医療の逼迫が予想される」との懸念を示しました。
沖縄県は、政府に緊急事態宣言の発令を要請しており、政府も、発令する方向で調整に入っています。
