ガザ衝突で国連安保理緊急会合 米は声明拒否
国連の安全保障理事会は18日、イスラエルとパレスチナを巡るガザ情勢について、非公開での緊急会合を再び開きました。
ガザでの交戦が続く中、緊急会合は10日間で4回目となりますが、イスラエルを擁護するアメリカが採決を拒んでいるため、停戦を求める声明を発表できずにいます。
一方、バイデン大統領は、水面下で続く停戦交渉に支持を表明しています。
イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザ地区の武装組織との軍事衝突は、始まって1週間以上が経ち、依然として、ガザ地区からのロケット弾攻撃と、イスラエル軍の空爆の応酬が続いています。
イスラエル軍は15日には、カタールの衛星放送局・アルジャジーラなどが入っているビルを爆撃して崩壊させました。
ガザ保健省は、ガザ地区での死者はこれまでに217人にのぼると発表しています。