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米政権、ワクチン2千万本追加輸出 中ロの動きに対抗

中ロのワクチン外交に対抗すます。アメリカのバイデン大統領は17日、アメリカで生産した新型コロナウイルスワクチン2000万回分、6月末までに追加で輸出すると表明しました。中国やロシアが、ワクチン提供をてこにして、発展途上国への影響力を拡大していることに抵抗する狙いがあるとみられます。バイデン大統領は「われわれの価値で、世界をリードしたい」と述べました。中国は、南米のパラグアイに、ワクチンの提供と引き換えに台湾との断交を持ちかけたとされています。ロシアも、自国製のワクチン「スプートニクV」の供給を通じて、南米諸国と関係強化を図っています。今回の追加輸出分には、ファイザーなどアメリカの3社の製品で、バイデン政権の「やる気」をアピールした形です。