パラトライアスロン 横浜大会 開催
スポーツライターの星野恭子(ほしの・きょうこ)さんが
ノーボーダースポーツに
寄せた記事によりますと、
5月15日から16日にかけて横浜で、
トライアスロン・パラトライアスロンの
東京2020大会日本代表にもつながる
「ITU世界トライアスロン・
パラトライアスロンシリーズ横浜大会」が
山下公園周辺特設コースで行われました。
15日には、30を超える国と地域から
およそ190名のエリート選手が参戦し、
16日の一般選手などが参加する
エイジグループおよそ1500人も合わせ、
運営スタッフやボランティア、関係者など
総勢4000人規模での公道を使った
大規模な大会となりました。
大会は感染症対策を徹底のため、
スポーツ庁を通じて関係省庁と協議の上、
「海外選手受入計画」を策定し、
選手や関係者の外部との接触を遮断する、
いわゆる「バブル方式」で
実施されました。
海外選手は入国14日前から
スマートフォンのアプリを利用した
健康状態のモニタリングを実施し、
入国72時間以内のPCR検査陰性証明を
取得してから来日し、
成田空港からの入国後は国ごとに
専用車で移動し、ホテルは宿泊フロアを
貸し切って動線を外部と分離しました。
滞在期間中の行動は競技会場と
宿泊場所の往復のみに限定され、
隔離期間中の練習もバブル内のみで
小グループ制で行われました。
PCR検査は滞在期間に応じて、
最多7回となる選手もいたそうです。