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米大統領 パレスチナ衝突「早期終結」要望

攻撃の応酬が続いています。
アメリカのバイデン大統領は12日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配する、イスラム原理主義組織ハマスの軍事衝突の激化を受け、「早期終結を願う」と訴えました。
また、バイデン政権の国家安全保障チームが、事態収拾に向け、イスラエルだけでなく、エジプト、サウジアラビアなどの中東諸国と接触していることを明らかにました。
軍事衝突は12日も続き、イスラエル軍はガザにある、ハマスの拠点など500カ所の標的を空爆しました。
イスラエル国防軍は、今回の一連の空爆は、2100人が死亡した2014年以来の規模となっていることを明らかにしています。
国連安全保障理事会は12日、衝突について緊急のオンライン会合を開きましたが、イスラエルと関係の強いアメリカが「安保理としての見解の表明は状況を悪化させる」と反対したため、声明の発表に至りませんでした。