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高齢者ワクチン接種「7月末完了」自治体86%

ネックとなるのは、医療従事者の不足です。
総務省と厚生労働省はきのう、全国の市区町村のうち、65歳以上の高齢者に対する、新型コロナウイルスのワクチンの接種を、7月末までに終える見込だと回答したのはおよそ86%だと発表しました。
高齢者に対するワクチン接種は4月12日に始まり、菅義偉総理大臣は、2回の接種を7月末までに終える方針を表明していました。
人口が多い都市部では遅れるところが多く、7月末までに接種を終えられると回答した自治体は、東京都は67.7%、埼玉県が73%、千葉県が66.7%でした。
政府は、1日100万回の接種を目標とし、接種の加速化をはかりたい考えですが、総務省によると、7月末までに間に合わないと回答した自治体の多くが、その理由に、接種をになう医療従事者の不足をあげています。