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イスラエル軍がガザ空爆、20人死亡 ハマス攻撃に報復

双方の衝突が拡大しています。イスラエル軍は10日夜、パレスチナ自治区ガザを空爆しました。報道によると、子供を含む少なくとも20人が死亡しました。イスラム原理主義組織「ハマス」がエルサレムなどイスラエル各地に向けて、ロケット弾を発射したことへの報復攻撃です。ハマスはこれより先、イスラエルの警察が、エルサレム旧市街地のイスラム教礼拝所「アルアクサ・モスク」に突入したことを非難し、直後にロケット弾や砲弾を発射しました。ガザからはら150発以上が発射され、イスラエル側にけが人が出たとされています。イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスの攻撃について「一線を超えた」と非難していました。「アルアクサ・モスク」の周辺では10日、パレスチナ人とイスラエル警察の衝突が起き、パレスチナ人側に多数のけが人が出ました。